ADHDを薬なしで改善していきたい人へ

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発達障害の特徴

話の内容が理解できないのはADHDの特徴かもしれない

大人、特に社会人になってから会話や仕事の指示が理解できなくて困っているという人って結構多いかもしれませんね。

学生の頃は、そんなに会話の重要性って気にしていなかったし、生活にそこまで支障はでなかったから、気にしたこともなかったと思います。

 

しかし、実際に社会に出て働いてみると、会話(コミュニケーション)が本当に大事だと痛感させられます。

そこで、自分なりに本を読んだり、セミナーにでてみたり努力してみたけど結果として成果が得られなかった・・・

 

どんなに努力しても会話、コミュニケーション能力が上達しないというのは、もしかしたら大人の発達障害が原因かもしれません。

 

本記事は、私自身がADHD(注意欠陥/多動性障害)として、治療を受けていることで、会話が理解できないという事が改善されたので、参考までに情報をシェアしていきたいと思います。

この記事でわかる事

  1. 会話が理解できないときはどんなときか
  2. 会話が理解できない理由
  3. 改善するには病院受診も視野にいれる

 

会話が理解できない状況

先に、私自身の症状を紹介していきます。これらに当てはまるような人であれば参考になるかもしれません。

先に会話が理解できない状況をまとめると

  • 話の内容がすぐには理解できない
  • 空気が読めない
  • 話を聞いていると10秒ぐらいで別の事を考え始める

といった感じの内容です。これらに該当するような人はADHDとして病院へ行けば困った症状が改善されるかもしれません。

実際に私は改善されました。

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そして、具体的な症状は下記のような感じです。

 

会話がすぐには理解できず、決まった言葉でしか返事ができない

職場などで、他愛もない日常的な会話をするのですが、その内容が

同僚
今日も天気悪いねー
そうですね。
管理人

とか、本当に決まった言葉で返せるような内容であれば全く問題なく会話ができるのですが、それが決まった返事以外の会話内容だと少し困っちゃいます。

 

具体的には

同僚
この前のミーティングの内容って○○だよねー
そうですね。
管理人
同僚
私は○○だと思うんだけどねー
そうですね・・・
管理人

 

的な感じで、イエスorノーで答えるような会話でないと、返事に困ってしまいます。

もしくは、自分が知っている事以外のことを言われたら、もうどうする事もできません。

無言というわけにもいかないので、結局「そうですね・・・」といった感じで気まずくなってしまい会話が続かなくなってしまいます。

 

なにが原因かといえば、相手が話していることの内容が理解できていないんですよね!だから返事もなんといっていいのかわからないんです。

これが、自分が事前に知っている内容や、自分の興味がある分野の内容の会話であれば、問題ないです。

ある程度は、会話を続けることができます。知っている内容をそのまま言葉にすればいいだけですからね。

メモ

逆に、自分の知っている、もしくは得意分野の話題だとマシンガンのように一方的に話してしまうという特徴もあります。

 

でも、それだとすぐにネタがつきて会話が終わってしまいます。

しかも、事実を淡々と話すだけなので楽しくもないため笑いも生まれません。

結局そのまま、ネタも尽きてきて、しかも会話の内容が理解ができないので、会話を長続きさせることができません。

 

発言した3秒後ぐらいに失言だったと気が付く

いつもは、自分から質問されない限りは積極的には発言しないくせに、たまに衝動的に発言をしてしまうときがあります。

その時は、「この発言をしたらどうなるだろう」といった事を一切考えずに発言をしちゃいます。

 

んで結局、空気を読んでいない発言をしてしまい、その場の空気が変な感じになっちゃいます・・・

自分としては、その発言をしたときは何も思わないのですが、発言した直後に「あっ、今のは失言だった」とか「話の流れに沿っていなかったな」なんて後悔することがあります。たまにじゃありません、しょっちゅうです。

 

例えば、こんな感じで話の流れを折ってしまったな反省するときがあります。

同僚
忙しくて美容院に行けてなかったんだけど、昨日やっと行けたんだよねー
へー、それより昨日のドラマみた?
管理人

さすがに、こんな露骨に話を変えたりしませんが、それでも相手は「美容室」というワードをくれているのにも関わらず別の自分がしたい話を始めてしまいます。

 

んで、後から思い出して「あれって髪型の話をしたほうがよかったんじゃ・・・」って後から後悔することになります。

 

多分、これって相手が話した内容をその場で理解していないから、その場に合った返事、会話ができないんですよね。

その場で理解できていれば、「美容室」「髪型」とかいった関連するワードで返事ができると思います。

 

こんな感じなので、いわゆる話の”聞き上手”ってのにはなれる気がしません・・・

 

相手の話を10秒以上、継続集中して聞けない

普通の人からしたら、こいつ何言ってんだ?と思われるような内容かもしれませんが、本当に相手の話を10秒以上聞くことができません。ひどいときは5秒ぐらいかも。

 

別に、全く聞いていないとか、行くのが嫌いとか、そういうわけではありません。私自身も話を聞くつもりで耳をかたむけています。

でも、話を聞いている途中で別の事を考え始めちゃうんですよね・・・

 

だから、話の内容を理解していないため、結局「そうですね・・・」的な返事しかできずに会話が終わってしまいます。

そして、記事の最初の方で書いたように、決まった言葉でしか返事ができない・・・というスパイラルに陥ってしまうんですね。

 

ちなみに、仕事で研修とか講習とか受けたりしますが、講師の話も最初は聞くぞ!!と意気込んでも、30秒ぐらいで別の事を考え始めてしまいます。研修を受けるときの話を聞く感じとしては

  1. 話を聞く(30秒)
  2. 別の事を考えてる(3~5分)
  3. これではいけないと思い話を聞き始める(30秒)
  4. また別の事を考え始める

というサイクルを繰り返しています。

 

原因は集中していないから

話の内容が理解できないのは、会話に集中していないことが原因と考えられます。

これは、自分自身が話を聞いているつもりでも、脳が自然と別の方向へ行ってしまうので、集中していないのと同じになってしまいます。

 

結果として、会話が理解できずにその場(会話)に沿った返事が出来ずに、とりあえず「そうですね」とか「はい」とかといった、中身のない返事になってしまいます。

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話を理解するための対策

上記の症状に対して、私は様々な本を読み対策をしてきましたが、一向に良くなる傾向はありませんでした。

結論を言うと、ADHDの治療として、コンサータというお薬を飲むことで、上記のような事で困ることがなくなりました。

原因は、発達障害(ADHD)だったんですね。

 

そうとは知らず(信じず)に、ずっと「集中力をつける本」とか「コミュニケーション能力を身につける本」を読み漁っては試してみて、結果ダメでした・・・

 

これらの本は、普通の人向けに書いてあるので、私のようなADHDには、合っておらず、効果が無かったのかもしれません。

というか、イメージとしては、本を読んでも、その内容をすぐに忘れてしまうので意味がなかった・・・という感じです。

 

まとめ:心療内科を受診することを検討してみる

私の場合の話にはなりますが、これらの悩みを抱えて10年ぐらい過ごして状態は改善されませんでしたが、思い切って診療内科を受診してコンサータを飲むことで、状態がたった一日で改善されました。

 

一番のネックとしては、若い社会人が心療内科に行くというと、あまり良い印象はない・・・という事かもしれませんね。

職場や友達、又は家族に知られたくない。という気持ちも当然あると思います。

診断されると、生命保険とかも加入できなくなる可能性もあります。

 

しかし、最近の心療内科は、インターネットで受診の予約ができたり、個人情報の取り扱いがしっかりできている医療機関が多いです。

昔と比べたら受診しやすい環境になっています。よっぽど、病院の前でバッタリ知り合いと会わない限りは、周りにバレることもありません。

 

少しでも、自分が発達障害なのかも?と思ったら、一度受診してみるのもアリだと思います。

そこで、発達障害じゃないと分かれば、他にも改善策があるかもしれないし、発達障害と診断されれば、治療を行い改善することもできるはずです。

 

本記事で、一番伝えたいのは、悩んでいる時間がもったいないということです。

悩んでいる時間があるならば、一度、行動をおこしてみて、それでもダメだったら次の行動に移してみる!ということを繰り返してみるということです。

 

私の場合は、

本を読む→改善なし→セミナー行く→改善ない→※繰り返し→診療内科受診→発達障害

と分かり、治療開始することで改善されました。

原因はなんなのか?ということは個人によって異なると思いますが、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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