発達障害の子育て

発達障害は子供に遺伝するというが出産しない選択肢はホントに幸せ?

結婚をして子供を産むという流れは一般的な事でしょう。

しかし、発達障害当事者である場合は、発達障害は子供に遺伝するという事をよく耳にします。

 

実際に、発達障害当事者の子供が、絶対に発達障害であるという事はありませんが多少の影響があります。

では、発達障害を持つ人は子供を産んではいけないのでしょうか?

『自分の子供にまで発達障害として苦労させたくない』

『子供たちの将来が心配でしょうがない』

不安をかかえて子供を産むか悩んでいる方も多いはず。

 

しかし、発達障害だからという理由で「産まない」という選択肢をする事は、はたして最善の策なのでしょうか?

答えは”いいえ”です。

ADHD+ASD当事者であり、二人の子供の親である私が実際に子育てをしていて感じていることを通じて不安を解消していきます。

 

子供を産むことに否定的になるのは自分が辛い思いをしてきたから

発達障害の方が子供を産む事にためらいを感じている理由の一つとして、自分が過去には発達障害で苦労をした経験があるからでしょう。

「仕事で苦労している」

「今思えば、学校でも浮いた存在だった」

「生活の中違和感を感じることがある」

大人の発達障害は、社会生活を生きていく中で生きずらさを感じている事がたくさんあります。

そういった辛い思いを『自分の子供にさせたくない』という強い気持があり、子供を産むことをためらっているのだと思います。

 

将来を考えて不安になるのは自然な事

そもそも、子供の将来を考えて不安になるのは発達障害の人だけではありません。

定型発達者も

「自分に子育てはできるのだろうか?」

「子供の将来は立派になって欲しい」

「自分にできなかった事を成し遂げて欲しい」

いろんな思いがあるでしょう。

 

中には、育児ノイローゼとして発病してしまう人もいます。

ノイローゼになるぐらい子供を育てるという事は不安を感じやすいものなのです。

 

確かに発達障害があると不安要素が増えるかもしれませんが、発達障害以外の人も「ダウン症」や先天性の特徴を持って生まれてくる可能性だってあります。

そう考えたら、あくまで”発達障害の可能性”が高くなるかもはしれませんが、その他の病気にリスクを考えれば、全ての病気の確率としては定型発達者と変わらないでしょう。

 

両親からのプレッシャーには正面から向き合わない

結婚して、最初に両親から望まれることは孫の顔が見たいということです。

これは例外なく、両親が望んでいる事でしょう。

 

当事者からしたら「子供に遺伝していたらと思うと不安」と思ってしまい、躊躇している部分が大きいのに、それでも両親はそんな事もお構いなく言ってくるしょう。

「早く孫の顔が見たいわ~」と…

 

両親に罪はありませんが、基本的には無責任に言っている部分もあると思います。

なぜなら、両親(おじいしゃん、おばあちゃん)は子育てしないし、可愛がるだけの立場ですからね。

そりゃ、早く可愛い顔の孫が見たいって言いたくなります。

なので、基本的に無視してOKかと思います。

 

とはいうものの…

無視できないのが現実かと思うので、そうなったときには多少のウソも必要なのではないでしょうか?

例えば

「まだ夫婦二人だけの時間を作りたい」とか「お互いにやりたい事がある」とかですね。

 

ただ、こういった説明では多少の時間稼ぎしかできないという事は覚えておいた方がいいかもしれません。

あくまで、一時しのぎで使うといったイメージです。

時間を稼いでいる間に、パートナーともしっかり話をして、今後の事を決めていけばいいと思います。

両親の孫に対するチクチクした発言は辛いですが、それも一時の事なので多少の我慢も必要です。

 

まずは親がしっかりと治療をする

子育てをするなら、大人の発達障害の治療は必須でしょう。

別に治療を受けなくても子育てはできるかもしれません。

しかし、”子供の事を考えている”ならば治療はするべきです。

 

発達障害で多いパターンは、子供が生まれるまでは、自分の行動の事を考えればよかったので、ある程度の生活は成り立っていたと思います。

 

しかし、子供の面倒をみるとなると、自分の事だけ考えて行動するというわけにもいきません。

例えば

スーパーやホームセンターなどの目新しいものが周囲にたくさんある状況では、キョロキョロしてしまうでしょう。

また、駐車場や道路の近くでは、子どもが車に引かれないように手をつないだり、目を離さないようにしなければいけません。

これらは、ADHDに多いパターンの症状ですよね。

 

これらの症状を直さないことには、子供を危険から守ることもできないかもしれないので、必要最低限の治療は必要です。

子供を産みたいという願望があるのなら、今の内から治療しておくことをオススメします。

 

発達障害が遺伝してしまったら子供から恨まれたりしないか

もし、子供を産んで子供にも発達障害が遺伝してしまったとしたら、将来的に子供から恨まれるのでは?

と考えてしまうかもしれませんが、そんな事にはならないでしょう。

なぜなら、あなたが親としてしっかり育てれば、恨んだりするはずありません。

発達障害はサイコパスではありません。

 

誠意をもって育てていれば子どもに気持ち(愛情)は通じます。

ポイント

「発達障害になって辛い」とか「もっと他に育て方があったのでは?」といった事は子供から思われるかもしれませんが、恨まれるということはないです。

 

ただ…

もし、あなた自身が発達障害の事で自分の親を恨んでいる。というのであれば、原因を解明していたほうがいいですね。

繰り返される可能性があるからです。

(虐待された子が親になったときに、自分の子供にも虐待をしてしまうケースが多いのと同じ感じです)

 

また、恨まれる事があるとすれば、あなたが”親として”、”人間として”不誠実だった場合は恨まれるかもしれませんね。

例えば、虐待とか、金銭トラブルで家族に迷惑をかけるとかですね。

でも、これは発達障害は関係ない個人の問題なので恨まれても仕方ありません。

 

子供を育てることで幸せは何倍にもなります

遺伝性と言われている病気ですが、産んでいる人は産んでいます。

なので、重要な事は自分自身で幸せのあり方というのを考えるという事だと思います。

 

子供を育てることは自分の幸せにつながります。

正直なところ…

「子供にイライラする」

「自分のペースが崩され精神的につらい」

「そもそも子育てはちゃんとできない」

といった悩みに遭遇する事はこれから何度もあるでしょう。

 

他の人には共感してもらえない気持ちもたくさんでてくるでしょう。

ですが、辛い思いもしますが、その分幸せは何倍も強いです。

 

想像してみてください。

メモ

「赤ちゃんが笑った顔」

「自分の指を握った小さな手」

「自分が子ども抱きしめている姿」

想像しただけで胸があったかくなってきませんか?

実際に私は、こういった場面で胸が熱くなって幸せを感じました。

 

いままで辛い経験をしてきたからこそ、子供には辛い思いをさせたくないという気持ちがあり、子供を産むことをためらっているかもしれません。

しかし、「子供は自分ではありません」

もし、自分の子供に発達障害があったとしたら、確かに大変な思いをするでしょう。これだけは確実です。

 

しかし、そのときはその時です。産まれてくる子に発達障害があるかなんて誰にもわかりません。

大事なのは、生れてきた子を育てる上で十分に観察してフォローしてあげる事ではないでしょうか。

もちろん、人ひとりの命ですので、適当な事は言えません。

なので、パートナーと十分に話をして、お互いが納得できたときに考えればいいのではないでしょうか。

その後、薬なしで生活している体験談

コンサータ⇒ストラテラ⇒インチュニブ…

どれもある程度の効果はありました。しかし、反動でイライラや不安が常に付きまとってきていました。

そこで、「薬なしでライフハックだけで生きていけないか?」という事を考えた結果…

薬なしの生活をスタートすることにしました。

詳しい体験談は「note」の方にまとめてあります。よかったら、そちらの記事も参考にしてください。

noteはこちらから

 

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