ADHDの夫婦関係 発達障害の子育て

発達障害を持つ自分が親になったときに感じる子育ての不安を解消

「子供が生まれてから自分が発達障害だと分かった」

「発達障害の自分が社会に適応した子育てをできるだろうか…」

「子供も将来、自分のように社会(仕事)で困るのではないだろうか」

意外と多いのが、子供が生まれてから自分が発達障害だったと気づくパターンです。

前もって自分が発達障害とわかっていれば、子供を産むことも検討していたかもしれませんが、実際に子供が生まれた以上は子育てを精いっぱいやるしかないですよね!!

 

ただ、子育てするにしても、たくさんの不安が伴います…

発達障害だからといって子育てを不安に思う事はありません。

考え方はいたってシンプルであり、ポジティブな要素しかありません。

現在、5歳の男の子と2歳の女の子の二児の父である私が、発達障害を持つ親の子育ての不安を解消していきます。

 

なぜ子供が生まれてから自分が発達障害だと大変と感じるのか

そもそもの話ですが、今までは自分のやりたいように生活していて、誰かにペースを合わせたり、面倒をみるということが無かったんですね。

だから、自分中心の生活ができていたので、発達障害と気づくことができなかったのかもしれません。

 

発達障害の特徴としては、「一つの物事しかできない」というものがあります。

つまり、自分の生活+子育ては2つの事を同時に行う、いわばマルチタスクなので、発達障害が最も苦手とする行動なんですよね。

だから、結婚して子供が生まれてから発達障害だと気づくパターンもあるということです。

自分がマルチタスクが苦手という事を頭に入れておく事は、この先の生活、子育てをする上でも重要な要素になってくるので認識しておいたほうがいいでしょう。

 

子育ては自分も育てるリハビリです

子育ては、自分にとっても成長できるとても良い環境です。

  • 子どもにわかりやすいように説明してあげる
  • 相手の気持ちを理解しようとする
  • 共同生活を送る

特に、ADHDだったりASDを持っている場合は、話すのが苦手だったり、内容をまとめるのが苦手だったりします。

しかし、子供は生まれて最初のうちは言葉を多く知りません。

なので、言葉を教えるときは具体的に、子供でも理解できるようにかみ砕いて説明をしなければいけません。

 

例えば…

子供から「なんで家から帰ってきた手を洗わなきゃいけないの?」と聞かれたら

「手が汚れてるから」と答えても子供にはピンとこないでしょう。

なので、子供にもわかるように

「お外にはバイ菌がいて、外で遊んだら体にたくさんバイ菌がついているんだよ。そのままにしておくと、バイ菌が体の中に入ってきて風邪をひいてしまうよ。そうなると、お外で遊べなくなるし、おやつだって食べられなくなるよ。」

といった感じで、細かく具体的に説明していかないといけません。

こうして要約したり、相手にわかりやすく伝えようと考える習慣がつくので、自然と言葉のリハビリにもなっていくということです。

最初のうちは面倒ですが、慣れてくれば、仕事や生活の中でも重宝するスキルになりますので実践してみてくださいね。

子供がいないときは、頭の中で自分なりに解釈し、咀嚼してみるというのもアリですね。

 

自分が思っている以上に子供は親の姿を見ている

例えば、自分の子どもに遺伝で発達障害がなかったとしても、親の姿をみて育つことで似たような症状になってしまう事もあるかもしれません。

「子供は親の姿を見て育つ」と言いますが、まさにそれです。

親がキョロキョロしたり、常に不安を感じてしまっていては子供も同じようにキョロキョロしておちつきがなかったり、不安を感じやすくなってしまうでしょう。

ちなみに、私の子供も4歳ぐらいで落ち着きがなくいつもキョロキョロしていました。

しかし、私自身がストラテラを服用するようになり、落ち着きを手に入れてからは、子供は以前ほど、落ち着きがないということはなくなりました。

参考>>コンサータからストラテラに切り替えた効果 食欲減退したら試してみるべき

あまり、信じてはいませんでしたが「子供は親の姿を見て育つ」という事は真実なのでしょう。(体験談として)

 

もし、自分を落ち着きのなる人間に変えたいとか、普通の人のようにふるまいたいって思うなら、まずは治療を開始することが大切です。

 

不安や焦燥感を感じなくなる

子供の事で毎日、忙しい日々を送るようになります。

日頃は、空いた時間があれば愚案や焦燥感といった感情に襲われたり、無駄にネガティブな妄想をしてしまったりと、”ありもしない現実を想像して疲れてしまいます”

しかし、子育てをしていると、そんな妄想をしている暇もないぐらい忙しいです。

子供が小さいうちは、常に子供の事を見ていなければいけないし、会話もしていかなければいけません。

なにより、毎日全力で遊ばなければいけないので頭も体も疲れ切ってしまいます。

全力でなくてもいいかもしれませんが、全力出さないと小さい子供は満足しません。

ホント、妄想する時間があるなら、ちょっとでも眠りたいとか、そういったレベルです。

 

ネガティブな事を考える時間もないので、不安や焦燥感を感じることもなく、「今ある目の前の事だけ」の事に集中できます。

イメージ的には、マインドフルネスと同じような作業で、一つの事に没頭すると不安や焦燥感を感じなくなるということです。

 

社交性も身に付いて楽しくなる

発達障害の治療を行い、一般的な社会行動が出来たほうが子育てもしやすいです。

「そんなの当たり前」と思われそうですが、子供が生まれると「保育園」や「学校」といった場所で必ずコミュニケーションが必要になります。

産まれる前までは、集団の場をイヤだと感じたら距離を置く事もできたでしょうが、子供の保育園や学校では距離を置くことはできません。

 

でも、いざ保育園や学校の行事に参加してみると意外と楽しいですよ。

「子どものため」と思ったら楽しめますし、他の保護者との交流や、自分のコミュニケーション能力の上達につながり、意外メリットもあったりします。

集団行動は苦手という方も多いと思いますので、多少の慣れは必要でしょう。

アラタ
他の保護者も『子供のため』という共通意識を持っているので、会話に困ることもありません。発達障害で「会話が苦手」という方も、お題があればスムーズに話ができるのではないでしょうか。

 

将来の仕事を決めるのは子供だか親もアドバイスできる関係を築く

子育てをすると、同時に不安になるのが『子供の将来』ですよね。

自分自身も仕事で苦労しているので、ちゃんとした仕事につけるだろうか?と考えてしまいます。

 

私自身の経験談なのですが、私が今の立場で自分の親に言いたいことは、「もっと将来の事(仕事)について具体的に教えて欲しかった」ということです。

私自身がなんのスキルもないまま社会人になって、転職するにもコミュニケーション能力もスキルもないものだから、現在だいぶ苦労しています。

 

発達障害の場合、物事を明確に具体的に伝えなければ、理解することができません。

なので、漠然と「自分のやりたい仕事をすればいい」とか「今は安定しているから公務員がいい」とかそういった事を言われてもしっくりこない、というよりは頭に残らないでしょう。

 

例えば、こんな感じで自分の親からアドバイスされたらどうでしょう?

「○○(子供の名前)は内向的だからプログラミングを目指してみたらどうだ?」

「絵が上手だからWebデザイナーに挑戦してみたら?」

「一つの事を集中してできるから研究職とか向いてるかも」

 

子供の向き不向きをしっかりを観察し、大人の経験値で子供の特性に沿った仕事を具体的に提示してあげる。

そうすることで、子供にとってはある程度の将来への道筋が見えてくるのではないだろうか。

ある程度のスキルや資格を持っていれば生活をしていく事はできますからね!

 

子供にマジでイライラしたときはパートナーにまかせて一時避難を

たぶん、子育てって常にイライラとの向き合いです。

自分の時間は削られるし、子供は言う事聞かないし…

マジで毎日イライラさせられます。(その分可愛さも倍ですが)

 

発達障害の方は不器用な方も多いと思うので、イライラしてしまった場合、自分の中にため込んでしまったり、最悪の場合、暴力をふるってしまうケースもあるかもしれません。

そうなった場合は、迷わずに子供をパートナーに一旦預けましょう。一呼吸おきましょう。

パートナーも嫌な顔するかもしれませんが、子供に暴力とかふるうよりマシです。

 

私の体験談

子供がデパートで言う事聞かず、泣いて駄々こねて、どうしようもない状況がありました。私は、イライラで頭に血が上ってしまい、怒鳴り散らす一歩手前でした。しかし、パートナーがすかさず子供にジュースを与えただけで機嫌が直りました。

なにが言いたいかというと、「ささいな事で子供の機嫌は直る」つまり、一つの事しか見えていないと、どんどん悪い方にいってしまいます。

自分がイライラしていると感じたら、すぐさまパートナーにバトンタッチしてしまったほうがいいです。

少しでも時間が空けば、冷静さを取り戻すことができますからね。

大事なのは少しでも時間を空けるということです。

 

まとめ:「子供の事を第一に考える」+「たまに距離や時間をおく」で落ち着いて子育てできる

目の前の子供の行動ばかりを見ているとイライラしてしまう事が多くなります。

そうなったときは、子供をパートナーに任せるとかで時間や距離をいったんおいて冷静になりましょう。

気持が不安になったりしたら、子供のことだけを考えるようにしましょう。

忙しすぎて不安を感じる暇もなくなります。

 

大事なのは、忙しい時間と落ち着ける時間を使い分けることです。

発達障害の方は、臨機応変な対応をするのが苦手な方も多いでしょう。なので、事前にイライラしたらパートナーに一時任せるとか、コミュニケーションが必要な場面では子供のためと割り切ったりと、状況に応じて対応策を決めておくと安心です。

 

子供の事も大事ですが、自分自身のモチベーションを保つことも同じぐらい大事なことです。

”子育ては親がするもの”ではなくて

”子育てで親も育ててもらう”という気持ちでいけば、多少は気楽な気分になれるのではないでしょうか。

参考記事>>発達障害は子供に遺伝するというが出産しない選択肢はホントに幸せ?

-ADHDの夫婦関係, 発達障害の子育て

Copyright© あらたいむ , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.