ストラテラを飲むと、眠気が覚めちゃう事ってあると思います。
ストラテラを夜飲むと、なかなか眠れなくてどうしようもない…なにか良い方法はないものだろうか?
と悩んでいる人も多いと思います。
私も、ストラテラを飲むと眠れないという症状が続いたことがあり、困っていた時期がありました。
でも、試行錯誤してなんとか解決することができました。
先に解決策を書いちゃうと
「ストラテラを飲んだら速攻で寝る事」です。
単純なことなんですけど、これ以外で眠れないときの対応策って難しいかもしれません。
ただ、この解決策以外にも眠る方法についていくつか試してみたこともあったので、効果があった事とともに経験をシェアしていきたいと思います。
目次
夜眠れなかったたら試した3つのこと
私も最初からすぐに眠れるようになったわけではありません。
睡眠について、さまざまな本やネットを調べて自分で試してみました。
その試した中で多少の効果を感じた3つを紹介しておきます。
対策①:ホットミルク
寝る前にホットミルクを飲むというのは有名だとは思います。
なぜ、ホットミルクが良いのかというと、人間は夜寝る前に体温を上げ、その後に手や足から熱を放出して睡眠体制に入るからです。
ホットミルクはその体温調節の補助的な役割を果たしているため、寝る前に飲むと良いと言われたりしていますが…
科学的な根拠については、私が説明しても説得力がないので、自分で試してみるのが一番かと思います。
単純に暖かいものを飲むと体も心も温まって、気持ちが落ち着くのが実感できます。
多少、紛らわすだけのようにも感じますが、ホットミルクを飲まないよりは飲んだ方が圧倒的に気持ちがリラックスして眠りにつきやすくなります。
対策②:耳栓をつける
特にADHDの人に多いと思うのですが、一度気になりだしたらどんなに小さな音でもメチャクチャ気になりますよね。
一度気になりだしたら、その音ばかりを追ってしまい気になって眠れない。
外の車の音や犬の鳴き声、ご近所さんの生活音…
いつもは大したことない音なのに眠る体制にと気になってしまう。
そんなときは耳栓がオススメです。
スポンジタイプやシリコンタイプの耳栓なら寝るときに着けても痛くないし、自然な形で眠ることができます。
なにより、耳栓があるから音がはいってこないという安心感も生まれるのでつけていて損はないです。

でも、毎日のようにつけると耳が荒れてくるので注意が必要です。
対策③:軽い運動をしてみる
ジョギングとか腕立てとか、そんなハードなものじゃなくてかまわないんです。
普段、運動とかしていない人だったら、スクワット20回とかそんなもんで十分です。
ほんのり汗をかいた後って、なんだか眠くなってきます。
参考
学校の体育の授業でプールがあった後の授業ってすごく眠くなりませんか?感覚としては、そんな感じです。
番外編:睡眠用音楽とかは効果なし
よく眠れないと、睡眠導入系の音楽を聴く人がいると思うんですけど…
ADHDやASDの発達障害にとっては睡眠導入音楽ってあまり効果を感じれないことが多いのではないでしょうか?
むしろ、たまに違う曲調の音楽や急なボリュームアップとかあって逆に気になって眠れないなんて事態も発生したりします。
なので、睡眠系の音楽を聴くよりは静かな環境、もしくはホワイトノイズを聞いていた方が安心できます。
音についてもっと詳しく読んでみる
ストラテラを飲んだら効果がでる前に夜は寝てしまう
上記の3つもある程度、効果はあったのですが、眠れたり眠れなかったりと確実なものではありませんでした。
そんな中で、一番効果的と感じたのは“ストラテラを飲んだらすぐに寝る”ということです。つまり、睡眠前に飲むということです。
ストラテラを飲むと、頭の中のざわつきが収まるのと同時に副作用で気持ち悪くなったりするんですよね。
その副作用である気持ち悪さなどが出現する前に眠ってしまおうという作戦です。
これであれば、ストラテラのせいで眠れないとか、副作用の気持ち悪さとかも感じる事がないのでオススメの方法です。
【途中覚醒】途中で起きてしまったら
もし、ストラテラを飲んですぐに寝たけど、夜中途中で起きてしまった場合は、素直に眠剤を飲みましょう。
ホットミルクや軽い運動、耳栓などを試すのもよいですが、途中覚醒してしまうとどんな事を試しても眠れないことがほとんどです。解決してくれるのは時間のみになってしまいます。
であれば、素直に眠剤を飲んで眠ってしまおうという事です。
元々、発達障害の方は眠るのが下手なので、眠剤を出してもらっている人も多いはず。
自分の体の特性を理解しておくことも重要です。
どうしても眠れないのはチャンスと思う
いろいろと試してみたけれど、どうしても眠れないときってあります。
そんなときは素直に諦めてしまって、「活動できるチャンスだ」と思ってしまうのも一つの手かもしれません。
- 本を読む
- 勉強する
- ブログを書く
夜中でもできる事って多いですからね。
特にADHDはロングスリーパーが多いような気もしますので、活動できる時間が長いというのはラッキーと思えばいいのではないでしょうか。
もし、夜中に活動するのであれば、蛍光灯ではなくんて間接照明を使うことをオススメします。蛍光灯は明るすぎて逆に目が覚めてしまいます。
過集中には要注意
夜中に活動を始めると、どうしても過集中になりがりです。周囲が静かだったり、作業を遮るものがないからでしょうか。
ただ、次の日が仕事がだったり、大事な用がある場合は眠らなきゃ次の日が辛いですよね。
どうしてものときは、やはり眠剤の利用がいいかもしれません。
ただ…

また、睡眠の本の中にも人は睡眠時間4時間半でも大丈夫と紹介しているものがあるぐらいですので、「睡眠時間が足りないからダメだー」とネガティブになりすぎる事もないと思います。
参考 遠藤拓郎 著『4時間半熟睡法』

まとめ:夜の寝る直前にストラテラを飲むのがベスト
結論として、夜はストラテラを飲んだ直後に眠ってしまうのが一番効果的に感じました。
それ以外は、自分に合いそうな対策を試してダメだったら眠剤を飲んでみる。
どうしても眠れないときは、チャンスだと思って活動してみる。
「眠れない、どうしよう…」と焦ってしまうのが一番良くないパターンだと思います。
焦らずに、「眠くないなら読書や活動をしよう」と余裕を持っている方が逆に眠くなったりするものです。
自分の体の特性を理解したうえで、睡眠と向き合っていきたいですね。
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