ストラテラを飲むようになってから「夢を見るようになった」
なんて、ちょっとロマンティックみたいな話かと思いますよね。
でも、別に素敵な夢が見れる、見たい夢が見れる、みたいな素敵な話ってわけじゃないです。
私自身、ストラテラを飲むようになってから、夢を見るようになりました。
別に夢を見る事自体、普通の事だし、当たり前と思うかもしれませんが、ADHDの人って意外と夢を見る事って少ないんじゃないかなと思います。
そこで、本記事では夢を見る理由について考えてみたいと思います。
目次
夢を見る前(ストラテラ飲む前)の状況
ADHDの人の特徴として”寝るのが下手”という事があります。
起きているかor急に意識が飛ぶように寝てしまうか…
両極端なのではないでしょうか。
中には、本当に寝るのが苦手で眠剤を飲んでいる人もいるかもしれません。
私の場合、「さあ寝よう!!」と布団に入ってから、なかなか眠れなくなります。
本を読んだり、ダラダラ過ごして1時間ぐらいかけて眠る事もあるぐらいです。
逆に…
寝ようと思っていないのに、いつの間にか寝てしまっていた、なんて事もしょっちゅうでした。
自分の事なのに、工夫をしても睡眠をコントロールできないんですよね。
こういった状況の中での睡眠というのは、寝るときは意識を失うようにして寝ているので、ほとんど夢なんて見なかったんですね。
【考察】ストラテラを飲み始めてから夢をみるようになる理由
私は、ADHDとして初めて飲んだのがコンサータだったのですが、コンサータの時は夢を見ませんでした。
本当に、ストラテラを飲むようになってから急に夢を見るようになりました。
でも、急になんで夢を見るようになったんだろうと考えたときに、考察した事が何点かありました。
ノルアドレナリンの効果で眠りが浅くなる
夢を見るのはレム睡眠の時と言われています。
眠りが浅くて眼球も動いている状態の事を言うみたい。
ストラテラは飲むと、ノルアドレナリンというものが入っているので、眠りが浅くなるからかもしれません。
ノルアドレナリンとは、激しい感情や強い肉体作業などで人体がストレスを感じたときに、交感神経の情報伝達物質として放出されたり、副腎髄質からホルモンとして放出される物質です。
ノルアドレナリンが交感神経の情報伝達物質として放出されると、交感神経の活動が高まります。その結果、血圧が上昇したり心拍数が上がったりして、体を活動に適した状態にします。副腎髄質ホルモンとして放出されると、主に血圧上昇と基礎代謝率の増加をもたらします。
頭が整理されているから
人間は眠っているときに、その日おきた出来事を整理する性質があります。
なので、その日の出来事の記憶を繋ぎ合わせるように考え続ける。
それが夢として現れているのかもしれません。
恐らく、ストラテラを飲む前は、短期的な記憶の受け皿が小さく、短期的な記憶力については壊滅的な状態だったと思います。
それが、ストラテラを飲むことで短期的な記憶力が向上されて、その日に合った出来事を記憶として集束できるようになったのはないでしょうか。
夢を見るのは楽しいとポジティブに
冷静に考えて、夢を見るからってマイナスになる事ってないですよね。
夢を見ても、朝起きてしまえば、その日のうちに忘れてしまいますし、これといって生活に支障がでることもありません。
だったら、夢を見れる事自体、楽しい!!と割り切ってしまえば気にならないのではないでしょうか?
楽しいと思えば、その日に寝るのが楽しみになるし、
寝るのが楽しみ⇒リラックス効果
もでてきます。
寝るときの気持の切り替えに効果的かもしれません。
注意
もちろん、怖い夢をいる事もあると思います。
連続して怖い夢を見て、眠れないようなときは医師へ相談がいいかもしれません。
まとめ:夢はみんな見るものだから大丈夫
私も最初のうちは
「ストラテラ飲み始めてから急に夢を見るようになったけど、なんでだろ?」
って気になっていたんですけど、専門家でもないし、専門家ですら夢のことなんて100%分かっているわけではありません。
そんな状況の中で、素人の私たちがいくら理由を考えても仕方がないとおもいませんか?
”夢は見るもの”
そういう認識をして、深くは考えすぎないほうがいいかもしれませんね。
関連記事