インチュニブの副作用で“眠気”が起こるのは周知のことかもしれません。
しかし、その眠気が現れた場合はどのように対処すればいいのでしょうか?
単純に考えれば、コーヒーなどのカフェインが入ったものを摂取すれば効果的そうですよね。
でも、「インチュニブとカフェインって一緒に飲んでも大丈夫なのかな?」っていう不安感もあると思います。
そこで、本記事では、
- インチュニブと一緒にカフェイン(コーヒー)を飲んでも大丈夫なのか
- 眠気は改善できたのか?
という体験談をまとめてみました。
効果としてカフェインは、かなり眠気に対して有効だったと思います。
あくまで体験談的な情報にはなってしまいますが、少しでも情報をシェアできればいいなと思います。
インチュニブとカフェインは一緒に摂取していいのか【OK】
結果としては、一緒に飲んでOKなのではないかという考えになりました。
根拠は、インチュニブの禁忌、併用禁忌、一般注意事項などを調べましたが、それら注意事項等の中にもカフェインという文字が無かったからです。
むしろ、インチュニブの説明文の中のどこにも、カフェインという文字は見当たりませんでした。
※調べたのは塩野義製薬さんの公式ホームページから
もちろん、私自身の主治医の先生にも聞いてみました。
しつこいようでしたが…
薬局で薬剤師の先生にも聞いてみましたが問題ないとのことでした。
私自身もカフェイン(コーヒー)を毎日飲んでいますが、コーヒーを飲んだからといって体調に悪影響はありませんでした。
別で副作用がでた話はこちらの記事へ
カフェインによるインチュニブの眠気に対する効果はある
冒頭でも書き、繰り返しになりますが
カフェインはインチュニブの眠気に対して効果がありました。
私は、夜にインチュニブを飲んでいます。
そして、コーヒーを飲まない日は、必ずといっていいほど、午前中が猛烈に眠くなるんですね。
そこでカフェイン(コーヒー)の登場です。
午前中の朝イチにカフェイン(コーヒー)を飲んでおけば、インチュニブの眠気に負けずに仕事をすることができます。
コーヒーは朝イチと昼間での間に飲むのがオススメです
午後からも昼食後にコーヒー、おやつの時間ぐらいにコーヒーを飲んでおけば、仕事中に眠くて居眠りしてしまうなんて事もなくなります。
眠気が覚めるのにタイムラグがある
もし、「眠いなあ」と思いコーヒーを飲んでもすぐには効果が現れません。
体感としては、コーヒーを飲んでから30分後程度といったところでしょうか。
人の体内にカフェインが吸収されるのには、だいたい30十分程度とれているので、妥当な時間といったところでしょう。
カフェインをとると、胃や小腸から吸収されます。吸収の速度は比較的早く、口から入った45分後には99%が吸収されています。カフェインをとってから血液中の濃度が最大になるまでの時間は、条件によってばらつきがあり15分~120分かかります。
このように、「眠気」がきてからコーヒーを飲むでは、少し遅いかもしれません。カフェインの効果が現れる前に“居眠り”しちゃうかもしれません。
なので、せっかくカフェイン(コーヒー)を飲むのであれば、眠くなりそうな30分以上前には飲んでいたほうが眠気に襲われる心配が減ります。
慣れてくると効果が薄れる
インチュニブに対しても、カフェインに対してもなんですけれど、両方とも体が慣れてくると変化してくることがあります。
いったい、慣れてくると、どんな変化があるのか?という部分を分けて詳しく書いていきます。
インチュニブに慣れる場合
インチュニブには副作用で眠気があります。
結構な確立で発生するんですけど、インチュニブを飲み始めてから、少し経過すると、少しずつ体が慣れてくるのか、眠気が軽減されるようになる時期がくるんですよね。もちろん、個人差はあると思いますが。
期間にして、だいたい2ヶ月後ぐらいでしょうか。
特に増量などしていなければ、これぐらいの時期から眠気に対して体に耐性がつくのか、投与開始の時期ほど、眠気に襲われる頻度は少なくなります。
※繰り返しですが、個人差はあると思います。
また、「インチュニブに耐性ついて眠くならないなら、別にカフェイン(コーヒー)を飲まなくてもいいよね?」みたいな感じに思う事もあると思うんです。
だけど、インチュニブ投与開始時と比べて眠くならないというだけの話であり、眠気は継続してやってきます。
カフェインに慣れる場合
カフェインもインチュニブと一緒で毎日飲み続けていると、体が慣れてくるので、少しの量では眠気に勝てなくなってきます。
そして、少量のコーヒーでは眠気が覚めずに、いつの間にかコーヒーをがぶ飲みしている自分います…
焦燥感にはご注意を
インチュニブとコーヒーを一緒に飲んでいるから焦燥感がでてくる、というわけではなく、どちらかというとコーヒーを飲みすぎると焦燥感が強く出てしまいますよ、ということです。
これは、インチュニブと一緒に飲んでいるときに限らず、ADHDの他のコンサータやストラテラを飲んでいるときも同じです。
午前中は大丈夫なのですが、午後になってコーヒーを多く飲んでしまうと、夕方移行にかけて焦燥感が強くなります。
焦燥感なので、なんともいえない感情なのですが、
「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」
「ソワソワしてしょうがない」
たいして急ぎでもない事、すべての物事に対して焦って対応してしまうようになります。
そして、気持ちだけなんですけど、あわただしく活動しているから、最終的に家に帰ったら疲れ果てて、ぐったりしているみたいな状況です。
なので、午後は眠くないということであれば、午後からのカフェインは控えたほうがいいのかもしれません。
まとめ:カフェインはほどほどに
- カフェインはインチュニブの眠気に対して効果がありました。
- 飲みすぎは焦燥感がうまれ、逆効果になることもありそうです。
- インチュニブとカフェインの同時摂取は注意事項等にも記載がありませんでしたので、一緒に飲んでも問題ないと思われます。
なので、インチュニブを飲んでいて「コーヒー好きなので毎日飲みたい!!」という人は毎日飲んでも大丈夫でしょう。
ただ、夕方以降は焦燥感がでることもあるので、飲みすぎには注意したほうがいいかもしれません。
以上、体験談的な情報でしたが、参考になれば幸いです。
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