ADHDを薬なしで改善していきたい人へ

ADHDの困り事に対していろんな薬を試した私ですが、現在は飲んでいません。理由は瞑想により生活のクオリティが上がったからです。

その瞑想に対する具体的な効果や方法については別でnoteでまとめています。

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仕事のミスを減らす

言われた仕事をすぐに忘れるのに有効な手段は単純な事

「どんなに仕事で注意していても物忘れが多い、ミスばかりする」

「指示されたことが衝動的な行動によって記憶の彼方にいってしまう」

自分では忘れないぞ!!と意気込んで仕事はしているものの、言われた3分後には頭の中から依頼された仕事をすっかり忘れてしまい、後から職場の上司や同僚に指摘され冷や汗をかいている人は少なくないはずです。

 

ライフハックの本や、ビジネスのハウツー本を読んでも改善されない…

理由は、大人の発達障害、主にADHDが関係しているものと考えられます。

それなら当然、一般の人向けに掛かれた本では改善されませんよね。

 

個人差はあると思いますが、ADHDにはADHDなりの改善方法があります。

私(@1arata0424)も物忘れに悩まされており、辛くて転職を考えたことが何度もありました。

しかし、自分なりの工夫を重ねていく事で、ある程度の仕事中の物忘れは防げるようになりました(おかげで今の会社は勤続10年目です)。

私の経験から少しでも参考になればと思い、情報をシェアしていきたいと思います。

この記事でわかる事

  • ADHDはすぐに忘れるという事を理解する事で対策ができる
  • 仕事を忘れてしまう原因
  • 仕事で物忘れを防ぐ改善策

 

大人の発達障害(ADHD)はすぐに忘れる症状があるという事を理解しておく

いままでたくさんの物忘れをしてきて、その都度、反省して対応策を行ってきたと思います。

忘れるたびに「あ~またやっちゃった…次は気をつけよう」「忘れて怒られるのはもう嫌だ」と思いながら次の日には同じ失敗を繰り返す…

自分に対して腹が立ってくるのと同時に泣きたいぐらいの悲しみが押し寄せてきますよね。

 

でもそれは、あなたがやる気がなくて忘れるでもなく、大人の発達障害(ADHD)の特徴の一つなんですよね。

だから、あなたは必要以上に自分を責めることはありませんし、悲観する事もありません。

ADHDなりの改善策を練っていき、状況を打開していきましょう。

 

あなた以外にも同じことを繰り返している人がいる

上司や同僚の職場の目は冷たいですが、気を落とさないようにしてください。

気が落ち込むと、失敗して怒られたときの事ばかり繰り返し思い出されてしまい、余計な事ばかり考えて、さらに物忘れをしてしまうという最悪の循環にはまってしまいます。

管理人
ミスは辛いですが「まいっか」ぐらいの軽いマインドで行きましょう。

大人の発達障害と診断され、同じような悩みを持った人はあなた以外にもたくさんいますからね!

私の失敗例…

郵便局に郵便物を持って行き、いざ郵便局について確認してみると送るはずの郵便物が無い…会社に置き忘れた…

目的が明確なのに、それでも忘れてしまっていました。

どうしようもない忘れ物したときは、ぶっちゃけ逃避行したくなりますよねw

 

物忘れの原因はADHDの特徴の一つで物事に集中するのが苦手だから

ADHDは一つの物事に集中するのが苦手という困った特性があります。

多動性、不注意、衝動性、注意力の欠如…

仕事をする上で重要な要素が欠けているから、困ってしまう事が多いんですよね。

ADHDの困った特性から物忘れが多発してしまう。

でも、困った特性というのは個人の能力の問題ではなく、大人の発達障害の特性の一つなので、繰り返しになりますが、まずは「自分はすぐに仕事を忘れるし、ダメなやつ、仕事ができない人間なんだ」と悲観する必要はありません。

 

物忘れが評価=会社で働く意味じゃない

私も物忘れ⇒ミスの連発で自分の仕事に対して自信が持てずに、いつも劣等感ばかりをもっていました。

確かにミスは会社や上司への評価につながるかと思いますが、会社の評価がすべてではありません。

お金の為に会社で働いているので、毎月決まったお給料がもらえればそれでいいじゃないですか?

生活に必要な必要最低限のお金さえあれば生活していけますからね。まずは、生活で来ているという事にも感謝した方がいいかもしれませんね。

 

あと、たくさんの給料が欲しくて出世したいと思っているなら、出世以外にもお金を稼ぐ方法なんていくらでもありますよ。

 

職場で物忘れを防ぐ3つの方法

では、実際にどうやったら仕事で物忘れを減らす事ができるでしょうか?どんな方法であれば忘れないでずっと覚えておく事ができるでしょうか?

会社からの支援があればありがたいですが、現実的ではありませんよね…

であれば自分で改善していくしかありません。

 

私が実践してきたのは、今時風のスマートなハックなどではなくて、シンプルで泥臭くて、すでに出し尽くされたようなノウハウですが、それでも実際に自分で試してみて効果があったものが何個かあったので情報をシェアしていきます。

 

忘れない方法①:情報を増やさない

一つの業務を行っているときは、できるだけ別の事をインプットしないようにする。

別の事をしないというのが鉄則です。

 

私がよくやっていたのはスマホを見てしまう。ということでした。

「さっ、仕事頑張るぞ!!」と思った時に限ってスマホの通知がなったり、SNSが気になったりして、ついつい多動性からスマホを見てしまう…

一度、スマホを見てしまうと、集中した状態に戻ってくるのは至難の業です。

たくさんの情報があり、ついつい引き込まれてしまいますし、脳も楽しい情報の方へ流されてしまいます。

だからこそ、仕事中はスマホは絶対に見ない!!という事を決めておいた方がいいでしょう。

スマホは机の中かカバンの中と決めておくと、強制的に触れない状況を作ることもできます。

 

忘れない方法②:見えるところに他の書類を置かない

スマホと似たような感じで、今行っている業務に関係のない書類も引き出しや自分の目のつかない場所にしまっておきましょう。

でないと、他の業務の書類が目について「あっ、この業務もあったからこっちからやろう」というようにADHDの特徴で、思考があっちいったりこっちいったりと、作業の順序がグチャグチャになってしまい余計に忘れ物がひどくなってしまいます。

 

ちょっとレベルは高いですが、机の上は常に何もない状態にしておき、今行っている作業の書類だけ置いてあるというのがベストな状態ですね。

 

忘れない方法③:指示されたらすぐに付箋ORメモ

何かを指示された直後は「分かりました」と言ってホントに覚えているのですが、3分後には別の事を考え始めてしまい、言われた事は忘却の彼方です…

別の事を考え始めるという事象を抑えるには、ストラテラやコンサータを服用し治療した方がいいかもしれませんが、抑えきれないときもあります。

抑えきれないときは、しょうがないので身をまかせてしまいましょう。

しかし、身を任せて別の事ばかり考えていて全てを忘れてしまっては仕事になりませんので、忘れてもいいように付箋やメモを活用するという事です。

 

”忘れる”という事が重要で、付箋やメモがあれば大抵のことは忘れても後から対応できるので、かっこよく言い換えれば”外部記憶”として自分にとって協力な武器となります。

なぜなら、忘れるたびに、一つの業務に全力で取り組むことができるからです。

一つの業務が終わったら次にしなければいけない業務の付箋やメモを見て思いだす。また一つの業務を全力で取り組むという強力なコンボもできるわけです。

急ぎの要件の時は手でもいいので貼っておき、絶対に忘れないようにしておきましょう。 今日中とか余裕あるタスクの場合はパソコンスクリーンとかでもいいですね。

 

ちなみにですが…

手に付箋とか貼っていると正直、格好悪いです。

自分で「私は覚えておくの苦手です」と言っているようなものなので。

それでも、自分はすぐに忘れてしまうからという意識を持っていれば、苦ではなくなります。見た目よりも忘れないという事の方が重要ですからね!

 

いっぺんに色々な事を言われた場合は対処できない

物忘れがひどいのに、いっぺんにいろんなことを言われると余計にポンコツになってしまうという事もあるかもしれません。

とくにADHDはマルチタスクが苦手という事もあります。

 

できるだけマルチタスクは避けていきましょう。

難しいときは、メモや付箋を活用して業務をストックしたのち、落ち着いて順番に優先順位を立てていけばある程度は対応できるはずです。

ポイント

このとき落ち着いて優先順位を考えていきましょう。ペースを乱されると余計に混乱してしまい、「あれも、これも」と焦って忘れ物がひどくなる可能性ありです。

 

まとめ:自分はすぐに忘れるという事だけを理解しておけば対策も立てやすい

すでに出回っている情報ばかりでガッカリした方もいるかもしれませんが、仕事の基本は今も昔も大きく変わっていません。

スマホやタブレット、クラウド機能…

聞こえはかっこいいですが、自分に合っていなければ使ったところで何の役にもたちません。であれば、素直に手書きでメモを残して言ったり、ノートにまとめていった方が記憶に残りやすいですし、自分も扱いやすいでしょう。

 

大事な事は、周りや流行りの本などに惑わされず、自分なりに使いやすい媒体を使って物忘れを防いでいくという事です。

慣れてくれば、メモや付箋が習慣となり、といらえず指示されたらメモるみたいなことが自然とできるようになってきます。

最初は、面倒くさいし格好悪いと思い敬遠しがちですが、仕事を忘れて怒られるよりは、見た目はかっこ悪くても忘れない方がトータルで自分にとってプラスに働きます。

どんどん実践して経験をつんでいきましょう。

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