発達障害の子育て

子供が発達障害のとき親ができる子供との関わり方は?

「自分の子供が発達障害だ。どう接したらいいのだろうか…関わり方が分からない」

子供が生まれ、幸せな生活なはずなのに、子供が発達障害と診断されてから、どうやって子供と関わっていけばいいのだろう?発達障害の子供との関り方ってあるのだろうか?って急に心配になることもあるかと思います。

 

アラタ
私自身、発達障害の当事者であり、現在、5歳の子供の親として生活しています。

親としての気持ちも分かるし、子供時代の発達障害としての記憶もあります。

 

それぞれの立場を経験しているからこそ見えてくる課題やポイントもあると思います。

本記事は、当事者の子供時代の目線を中心に体験談的な内容の記事になっています。

 

甘やかしすぎはよくない

これだけは絶対にやってはいけないと思います。

「発達障害だからやさしくしなきゃ」とか「自分が厳しく育てられて辛い思いをしたから甘やかしてあげよう」という考えは捨てたほうがいいと思います。

 

甘やかす=やさしさではありません。

 

甘やかした分だけ、子供は調子に乗ってしまいます。

発達障害の子供じゃなくても調子にのるとは思うんですが、私が伝えたい事は「発達障害は表面上の行動しか理解できない」という困った特性がるので、親が子供を甘やかすと子供は「自分は何をしても怒られない、偉いんだ」と勘違いしてしまう訳です。

 

そう、子供の頃の私がそうでした。

比較的、甘やかされ育てられました。

”しつけ”という観点ではしっかりされていたのかもしれませんが、

  • 学校の準備、送り迎え
  • 自分の員の周りの事

など、本来、子供が自分でやらなければいけない事を全て親にやってもらっていました。

自分(子供)が「面倒だなー」と思ってやらない事を、親が変わりにやってしまうと、「面倒な事はすべて親がやってくれるんだ」と勘違いしちゃったんですよね。

 

こういった甘やかされた経験というのは、社会人になってからも簡単には抜けるものではありません。

面倒な仕事があると、心のどこかで「面倒なことは他の誰かがやってくれるだろう」みたいなクズみたいな考えを持ってしまいます。はい、新入社員の時の私です。

 

親が子供を甘やかすことで、面倒なことなどを他人におしつけたり、仕事をしていても当事者意識が低くなります。

すると、結果的に行動力が弱いため、自分に力がつかず、ノースキルな大人へとなってしまうわけです。

 

干渉しすぎもよくない

「子供が心配だから~」っといって干渉しすぎも良くないです。

子供って反発しがちですが、発達障害の子の場合、周りと違う分、反発する力が強かったりします。

 

例えば①

公園で子供たちと遊んでいたとします。

他の同じぐらいの年齢の子供たちは、すべり台やブランコで楽しそうに遊んでいる。でも、自分の子供だけは「キレイな石ひろい」「どんぐり拾い」に熱中して他の子供たちと遊んだりしない。

こういったときに、無理やり、他の子供たちの中にいれようとしても、子供当人としてはきっと楽しくないと思います。

他人の楽しいと、自分(子供)の楽しいは別だったりするので、無理やり干渉して、親の価値観である”普通”を押し付けるのは良くないです。

もちろん、勧めるのは良いと思います。「○○ちゃんも友達と遊んだら?」と声をかけて遊ぶならOKだし、嫌がるのを無理やり連れて行くのはよくないよねって事です。

 

例えば②

人から物を貰ったり、なにか質問されたら、本人(子供)が返事をするべきですよね。

でも、親が干渉しすぎて、代わりに質問とかに答えちゃうのもアウト。

子供からしたら、「あー自分は何も行動せずに親が全てやってくれるんだ」と勘違いしちゃいます。

それに、「自分は親がいなきゃダメなやつなんだ」といつまでたっても自分に自信がつきません。

上記の甘えと似た状況になってしまいます。

 

子供の特性を理解し見守るぐらいがちょうどいい

甘やかすのも、干渉しすぎもダメならどうしたらいいの?ほっておくしかないのか?

親は子供を見守るぐらいでちょうどいいかと思います。

 

とはいえ、それでは普通の子育て。

発達障害の子と親の関り方とは違います。

同じでは、きっと将来的に子供が社会にでたときに苦労することでしょう。

では、どうやっていけばいいのか(当事者からしたら、自分が子供の頃にやって欲しかった子育て方法)を書いて行きます。

 

親が無関心は絶対にダメ

上記の、甘やかすとか、干渉のしすぎは、割と母親の方に多いタイプだと思います。

逆に、父親の場合、子育てに関しては”無関心”なように見えることもあります。

もちろん、愛情はあると思いますが、男の場合は表面上わかりずらいし、気分次第で子供と接したりすることがあります。

 

当然ですが、無関心のように見えるのは子供にとってよくないです、

特に、発達障害って、人の気持ちを読み取るのは苦手だけど、相手の表情や本質的な事を見抜く力があったりします。

 

子供といるときに、親が子供以外の別の事を考えていると確実にバレてしまうし、子供も「かまって」オーラ全快になってしまうでしょう。

関心を見せない雰囲気をだすと、

子供はかまってほしい→親にアピールする→親からしらた煩わしく感じるときもある→無視する→子供からしたら「自分に興味がない」愛されてないって勘違い

ってパターンも感がられます。

私の子供の頃の父親

私の父は、お出かけには連れ出してくれたりしていましたが、”それだけ”でした。

  • 一緒には遊ばない
  • 子供の話を聞かない

一緒に行動こそしているけれど、心ここにあらずみたで、寂しかった記憶があります。

 

常にそばにいてお手本を見せてあげる

ASDには、「見たままの事しか理解できない」というような困った特性もあります。

表現された事象に対して、見たままの部分しか判断できません。

だから、「なぜこうなるの?」というような問いかけに対し、「こうだからだよ」と教えてあげることも大事です。

しかし、「これは、こういう理由があって、こうだから、こういう風にするんだよ」と具体的に説明してあげると、子供も納得するし、今後、何年も先に子供が大人になった時、「こういうときは、こうすればいいのか」とライフハックにもなるわけです。

 

例えば

※私の子供の頃

私がいつも親に質問していたものだから、親としては面倒くさい子供だったんでしょうね。

  • 適当な答え
  • 「うーん…」でごまかす
  • 無視する

といった対応をとられたこともありました。

自分も親になり、確かに子供の「なんで?」に答えるのは面倒です。

けれど、それが子供にとっては親とのコミュニケーションだし、なにより、そういったときの知識や経験が大人になったときも生かされるのです。

子供からしたら、「親がこんな適当な態度をとるなら、自分も他の人に対して適当な態度をとってもいいだと」というねじ曲がった思想になります。

重要

親と話す、コミュニケーションをとることで、ソーシャルスキルを身に着けることができます。これは、社会にでてから本当に必須のスキルです。多くの発達障害が、このソーシャルスキルがなくて苦労しています。

 

まとめ:特性を理解し一緒にいてあげることが一番の関り方

「発達障害だから~」と親の方が深く、重く考えてしまう傾向があると思います。

自分の事以上に子供の事が心配ですからね。

ですが、いろいろ考えすぎたって、改善できる部分はできるかもしれないし、出来ない部分はできません。

これは当事者だからこそ言えることです。

 

なので、ムリに特別な関わり方で子供と接するよりも、親であるあなた自身が子供に対する愛情をいっぱいもって関わっていく。

そこから、子供の特性を理解してあげ、間違ったことをしたら具体的に教えてあげるというスタンスで十分だと思います。

 

精神論的な答えになってしまいますが、親の愛情さえあれば、子供にも伝わるはずです。

小手先の子育て術なんて通用しないでしょう。

きつい、つらい。どうしたらいいの?

きっと、子育て世代の方たちはみな同じ気持ちだと思います。

仲間がいる、そう思って一緒に頑張って行きましょう。

その後、薬なしで生活している体験談

コンサータ⇒ストラテラ⇒インチュニブ…

どれもある程度の効果はありました。しかし、反動でイライラや不安が常に付きまとってきていました。

そこで、「薬なしでライフハックだけで生きていけないか?」という事を考えた結果…

薬なしの生活をスタートすることにしました。

詳しい体験談は「note」の方にまとめてあります。よかったら、そちらの記事も参考にしてください。

noteはこちらから

 

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