「大人の発達障害にはプログラマーが向いているっていうけどホントかな?」
「自分には向いている仕事とかあるのかな…」
「パソコンとか使えないけど、これから使えないとヤバイよね」
大人の発達障害の方で、今の仕事でうまくいっておらず、今後、パソコン関係の仕事に興味があったり、パソコン関係の仕事についてみたいなと思っている人も多いのではないでしょうか。
私(@1arata0424)は、現在、ブログを中心にプログラミングを勉強しており、職場でもJavascriptなどの簡単なコードは読めるようになっています。専門学校とかスクールには通っておらず、全て独学です。なおかつ、仕事と子育てをしながらです。
プログラミングとかパソコン関係の仕事に興味はあるけど、大人の発達障害には向いているのかな?
未経験者にはやっぱり難しいのか?疑問について、私自身の経験を元に情報をシェアしていきたいと思います。
この記事でわかる事
- 発達障害がIT(プログラミング)が向ている理由
- どうやってIT(プログラミング)を勉強したらいいか
大人の発達障害の特徴では一般職ではミスが多い
大人の発達障害であるADHD(注意欠如多動性障害)やASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)などがあるために
「どれだけ注意してもミスを連発してしまう」
「仕事が出来ずに毎日上司に叱責されて辛い」
「会社で働くことが辛い」
「何年経っても新人よりも仕事が出来ない」
毎日のように感じている人も少なくはないでしょう。
事務などの一般の人であれば、大抵の人は出来てしまうような仕事でも、特にADHDである場合にはミスを連発してしまうでしょう。
自分がどんなに頑張っても上手く行かないのは大人の発達障害が原因という事も関係しています。
まずは、自分は仕事ができないというように思い込むのはやめて、大人の発達障害があるから不向きな事もあるぐらいの軽い気持ちでいることが大切です。
大人の発達障害がIT、プログラミングの仕事に向いている理由
新人でもできるような一般の仕事ができない発達障害には、どんな仕事もできないのでしょうか?
そんなことはありません。
人には向き、不向きがありますので、必ず自分の特性にあった仕事が見つかるはずです。
その中で、オススメするのはプログラマーです。
なぜ、プログラマーをオススメするのか3つの理由に分けて解説していきます。
向いている理由①:自分のペースでできる
一般の仕事をしていると、必ずと言っていいほど仕事の邪魔が入ります。
- 電話対応
- 来客対応
- 同僚や上司からも仕事の依頼
自分のペースでなんか仕事をやっていられませんよね。すると、ADHDの場合、別の業務をさせられるたびに自分の業務に対する集中力が切れてしまう。
再び、集中するには時間がかかる→集中できたと思ったら、また話しかけられる→集中できないまま作業に戻る→結果、ミスの連発
といったように環境が原因でミスを連発するというケースもあります。
もし、自分のペースで仕事ができていれば、集中力が切れることもないですし、ミスが起こることも多少は防げたかもしれません。
その点で、プログラマーやIT、パソコン関係の仕事であれば、ある程度、自分のペースで仕事を行う事ができます。上司から「このプログラムを組んでいて」と言われたら、後は一人で黙々と作業です。
ペースを乱されることもないので、仕事もはかどるし、ミスも減ります。
一言メモ
仕事ができない、物覚えが悪いなんて言われたりする事もあるかもしれませんが、実際、自分のペースであれば大抵の事は覚えることができますよね。”自分のペース”というのは大事な部分です。
向いている理由②:集中力を継続できる環境である
理由①と同じような感じで集中力に関してです。
一般の職場であれば、ADHDの場合、いろんな人が行ったり来たりして嫌でも自分の視界に入ってきますよね。すると当然、そっちの方を見てしまいます。
また、電話や誰かの話声がしたら、音のする方に聞き耳を立ててしまう。
こういった、環境の要因からもあなたの集中力を切らしている原因になっているのです。
プログラマーであれば、基本的にはパソコンの前から動きませんので、視界に入ってくる情報というのも少なくなります。
また、音に関しても、職場によるかもしれませんが、ヘッドホンやイヤホンOKで音楽を聴きながらできるところもあるでしょう。プログラマーの環境であれば、集中力を切らす要因がなくなりますので、一定の集中力を得ることができるでしょう。
向いている理由③:成功体験が得られやすい
大人の発達障害で一般の仕事をしていると、誰でもできるような仕事でもミスしたり、仕事が終わらなかったりするので、常に怒られることの方が多いと思います。
怒られてばかりいると、どんどん自己肯定感が低くなり、自分に自信が持てなくなってしまう…
怒られる⇒自信を無くす
という負のスパイラルを繰り返しているうちに、成功体験とは無縁のものとなります。
多分、自分が成功できるなんてイメージできる人って少ないんじゃないでしょうか。
しかし、その成功体験をプログラミングなら割と簡単に得られることができます。
というのも、コードさえ組んでしまえば、自動でパソコンが判別してプログラムコードを認識して動いてくれる。
自分がパソコンを支配している感覚が手に入るんですよね。
例えば
ラジコンを自分で動かす感覚に似ています。自分の思い通りに機械が動いたら楽しいですよね。同じように自分で考えて行動した結果が自分の考えた通りになるというのは、大きな成功体験につながります。
私がプログラミングが向いていると言える体験談
私自身、プログラマーとかではないがある程度のプログラミングは組めます。
会社で言えば、JavascriptやExcelのVBAなど簡単なものですね。(あまり役に立つことは少ないですが…)
プライベートでもブログを通じてHTMLやCSSなども勉強しています。ADHDは多動性から飽きっぽいという特性がありますが、プログラミング、ブログに関しては3年ぐらい継続して続けることができています。
というのも、自分の特性とブログ、プログラミング、パソコン仕事がコミットしているからだと思います。
休みの日はプログラミングを10時間ぐらいしていても楽しいと思えるし、止められなければぶっ続けでやったりしていました。
今は子供が生まれて自由な時間が少なくなり出来ていませんが…
一度自分が「楽しい」と認識してしてしまえば、いつまででもやっていることができます。
パソコンとか触ったことないし未経験だから無理だよ
確かに、誰でも最初は未経験です。
プログラムコードを見てもチンプンカンプンです。
多分、数字とか英語に慣れていない人が最初に教科書とか見たら「拒絶反応」を起こしてしまうかもしれませんね。
では、学校とか、専門的な教育を受けていないとプログラマーにはなれないのでしょうか?そんな事はないと私は思っています。
実際に、なぜ未経験でもプログラマーでも行けるのか、どうすればプログラマーみたいなパソコン関係の知識を習得する事ができるのでしょうか。
プログラミングは実践から入ってみると覚えやすい
私も、プログラミングに興味があり、図書館でテキストを借りて読んでみたのですが、さっぱり分からない…読んでいても全然楽しくない…
その後、元々、ブログは続けていたのですが、ブログでどうしても分からない部分がでてきました。
参考
ブログは無料のではなく、ワードプレスという自分で設定とかいろいろしなきゃいけないものを使っていたので、自分でプログラミングコードを考えることがあった。
好きな分野でつまづいたので、分からない部分を5時間ぐらいかけて調べました。結果、調べたら10分ぐらいで解決できる簡単なものでした。
何が言いたいかというと、最初から教科書を見て覚えてから実践ではなくて、実践してみて分からない部分がでてきてから教科書やネットで調べてみる。
もしくは、自分が「こういう風にしたい!」という願望が希望があるなら、希望にそった答えが書いてあるテキストを調べていこう。
自分で調べて出来たらすごく楽しいということです。
発達障害は自分の興味あるものであれば、地道な作業も黙々と長時間できるタイプが多いから大丈夫です。
「やっぱり自分には向いていない?」一度、挫折してしまったら
一度でもプログラミングを勉強したことがある人なら、誰しも少しぐらいは挫折した経験があるはずです。それぐらいプログラミングって難しいです。
しかも、大人になってからでは、仕事や家庭、生活に追われて勉強する時間も限りがあります。
そんな生活の中で、プログラミングを勉強するのは至難の業です。これでは、忙しさにかまけて挫折してしまうのは当然です。
では、忙しいを理由に諦めちゃっていいの?
いいえ、諦めるのはまだ早いと思います。
プログラミングは独学でも十分に学ぶことはできますが限界を感じるときがあります。
一人では、モチベーションも上がりませんし、やはり誰かの助けが必要になるときも出てきます。
そこで、【atGPジョブトレIT・Web】 という就労移行支援を利用してみるのもいいかもしれません。
こちらは、障害者向けのweb、ITのスキルを身につける就労移行支援サービスです。
Web、ITのスキルを身につけられるのも当然良いのですが、
一番の魅力は何といっても、講座費用が0円です。
これだけでも、かなり興味深いですよね…
こんな方におすすめ
- 独学でつまずいてる、挫折した
- 誰かに教えてもらいたい、何をしていいか分からない
- 明確な道筋を示して欲しい
詳しくは、一度、見学に行ってみると説明してもらえます。
見学だけしてみるのも、自分の中でイメージが広がっていいかもしれません。
まとめ:趣味からプログラミングを初めてみて興味がわけば本気で目指してもいい
私自身、趣味の分野からプログラミングに興味を持って学んできました。
いきなり「よし、今の職場は辛いから早く辞めてプログラマーになろう!」といって、教科書やテキストを読んでもすぐになれるわけではありません。
なので、実際に趣味程度でかまわないので自分でパソコンを使って実践してみて、「楽しい、これなら続けられる」と思ったら、プログラマーを目指してみてもいいと思います。
いきなり、全てを投げ出して次のステップへ進むというのは大きなリスクがあります。
まずは自分の特性を見つめなおし、本当に自分に合っているのか?長く続けられそうか?という事を考えなければいけませんね。
まずは見学からワクワクを広げてみる
>>障害者専門のIT・Web就労支援サービス【atGPジョブトレIT・Web】