発達障害に向いてる仕事

仕事でコンプレックス?ADHDの幸せに学歴は関係ない理由

ADHDの事でよく耳にするのが、

「高学歴なのに仕事ができない」

という事です。

 

高学歴なのに仕事ができないと、周りに理解されず、低い評価をされてしまうのが辛いですよね。

では、逆に発達障害(ADHD)は低学歴の方が幸せなのでしょうか?

「低学歴だから仕方ないよね~」というようになるのでしょうか?

 

Fランク大学卒業後、高卒並みの給料で働いているアラタです。

高学歴ではないけど、”大卒”という肩書があり、なおかつ給料は高卒並みという中途半端な立場ですが、中途半端だからこそわかる事もあります。

 

そんな立ち位置の私が、ADHDは高学歴と低学歴のどちらがいいのか?ということについてまとめています。

結論としては、幸せに生きるのに学歴は関係ないと思っています。

 

高学歴が幸せとは限らない

一般的な高学歴のイメージと言えば、大企業に就職して高い給料をもらっているといった事ではないでしょうか。

実際、そうですし、多くの人が将来的に安定している大企業に就職し、高い給料をもらいたいという目標をもって偏差値の高い大学を目指して勉強していると思います。

 

もし、高学歴で大企業に就職できたら、給料もたくさんもらえて幸せなのでしょうか?

 

ADHDの人が一般企業に就職したときに「高学歴なのに仕事ができない」というのはよく言われることです。

自分のペースで行える勉強(学歴)と、他人に合わせて行う組織の中での仕事というのは、ADHDにとっては全く別の物なのでしょう。

  • 言われたことができない
  • 協調性がない
  • 興味ない事しかできない

ここらへんの摩擦がしょうじて周りから「あいつはダメなやつ」というレッテルを貼られて、辛い思いをしている人も多いと思います。

出来ないことに対して毎日のように怒られ、周りから白い目で見られ距離を置かれる…

これでは、大企業ブランドとか高い給料とか以前に、メンタル面で完全にまいってしまいます。ADHD当事者には経験があることも多いはず。

 

だから単純に、高学歴で良い企業に就職し、高い給料をもらっているからといって幸せになれるといういうわけではなさそうです。

アラタ
逆に、学歴と仕事への評価のギャップに苦しみ自滅してしまうパターンもありえます。

 

トータル的に考えて、確かに良い給料はもらえるかもしれませんが、「幸せか?」と聞かれれば、メンタル面、私生活などを含めて考えた時に、イエスというには厳しい環境かもしれません。

 

低学歴だからといって幸せでもない

では、逆に低学歴でそこそこの会社に就職したら幸せなのでしょうか。

低学歴だし、給料も高くないし、言われたことだけ適当にやっておけばOK?

世間はそんなにあまくありませんよね…

 

中小企業、さらにもっと小さい規模の会社になると個人に求められる能力が多様化していきます。

例えば

事務作業もして、来客対応もして、電話もでなきゃいけない…

ADHDには大の苦手のマルチタスクのオンパレードです。

 

しかも、人数が少ない分、周りと協調する機会も増えて、自由度も限られ息苦しく感じてきます。

さらに、なんか意味不明の会社ルール(風習)があるので、ADHDには活動しにくい環境だったりもします。

これは大、中小企業に限ったことではないかもしれませんが

 

また、給料が低い分、適当でいいのか?といえば、当然そんなことはありません。大変な業務、難しい仕事もさせられます。

低学歴で会社に就職しても

  • ミスしたら怒られ続ける
  • 給料低い
  • 社会的地位が低い

たしかに、社会全体で相対してみたときに、低学歴の場合、責任の重い仕事は任されないかもしれません。

それでも、ADHDにとっては、仕事をするだけでも大変な業務だし、低学歴だからといって楽な仕事はけっしてありません。

アラタ
個人的に、給料低いのに業務多いし、怒られるってかなりメンタル削られます。

 

学歴は信用の担保になる

学歴はあった方がいいのか?

当然なんですけど、学歴は無いよりはあったほうが断然良いと思います。

それは、なぜか?学歴は信用の担保になるからです。

 

もし、あなたが会社の社長で従業員を募集していたとします。

仮にAさんと、Bさんが求人の募集に応募してきました。二人とも全く同じの能力です。あなたならどちらを選びますか?

Aさん

偏差値 70

Bさん

偏差値 50

 

恐らく、数字だけ見た時に、多くの人がAさんを選ぶのではないでしょうか?

もちろん、人間力、やる気、コミュ力、適性などなど採用基準はいくらでもあるとおもいますが、あくまで数字だけで考えた時に。

 

なぜ、数字が高い方がいいのか?

それは、勉強=頑張り、が目に見えてわかるからです。

 

人の努力は目に見えません。

「自分はこれだけ頑張りました!!」

と言っても周りには信じてもらえませんよね。

 

そこで努力の指標としてでてくるのが”偏差値”ということです。

偏差値であれば目に見えます。目に見えるものはわかりやすいので指標にしやすいのです。

 

「この人は勉強をこれだけ頑張ったなら、仕事も頑張れる」というように、将来の仕事のポテンシャルに対しての信用の担保にもなるというわけです。

※もちろん、仕事だけではなく生活面でも学歴というのは信用の担保になります。

 

なにもないよりは、目に見えて証明できるものがある。ということは強みと言えるでしょう。

 

高学歴という魔法のカードが使えるのは人生で一度切り

みんなが学歴は大事だよ!!と口をそろえていう理由ってなんでしょうか。

もちろん、自分の知識を深めるためという理由もありますが…

多くは、「就職に有利だから」というような理由ではないでしょう。

 

確かに、高学歴が有利になるときって就職のときですよね、特に、新卒のときです。

 

でも、この新卒で有利な状況が使えるのって人生で一度切りです。大学を卒業したばかりのときだけ。

だから、就職面で有利となるのは大学卒業後の一度きりなんですよね。

 

転職とは関係なくなる

転職のときも高学歴の方が有利になると思うのですが、新卒以上の力は発揮しません。

むしろ、転職に関しては、今までのスキルやコミュニケーション能力、実績などが重視されます。

転職においては、高学歴というのは、そこまでの効力を発揮しなさそうです。

 

学歴ばかり気にするような企業は時代遅れ

ここは個人的は意見も入るんですけど、今の時代、学歴で人材を選ぶような考えって古いと思います。

上記のように、信用の担保にはなると思いますが、あくまで担保になるだけというだけの話。

 

実際に、これからの時代、働く、稼ぐという事をクローズアップして考えた時に必要なものって”クリエイティブ”さでしょう。

 

いくら勉強ができても、それだけでは無意味です。

仕事の最終目的は、”収益をだす”という事です。

会社だって、収益があって初めて社員に給料が払えますからね。

この収益を出す、という事に必要なのが個人のクリエイティブなのではないでしょうか。

今の時代、情報や、顧客のニーズの移り変わりは激しいです。

アラタ
”すでにあるもの”だけでは通用しない時代が迫っているかもしれません。

 

ちょっと大げさな話すぎたかもしれませんが、それぐらいクリエイティビティーって学歴と同じぐらい重要になってくると思います。

 

高学歴にもデメリットがある

高学歴な大卒は、就職面で有利ですし、良いスタートダッシュがきれますよね。

でも、よい面ばかりでなくデメリットも存在します。

 

大卒は、高額な授業料&奨学金を借りている人が多くいます。

授業料&奨学金の返済が、卒業後すぐに始まるんですよね。

 

だから、「自分のやりたいことを~」とか、言っている暇がないんです…

奨学金って聞こえはいいですが、単なる借金ですからね。

その借金の返済に追われて、若いうちは苦労するというわけです。

 

夢とか、やりたいこと、そんな話をする前に「借金返済」という現実のために、まずは働かなくてはいけないという状況になってしまうんですよね。

 

低学歴は不利ではない

ここまで聞くと、「低学歴はADHDに関わらず不利なんじゃないか」みたい思う人もいると思います。

確かに、世間一般的な働き方をするのであれば、学歴が高い方が有利かもしれません。

でも、働き方って企業で働くことが良い事、ってだけじゃないですよね。

特に、ADHDは集団が苦手だったり、ルーティンワークを嫌うので会社という組織が肌に合わない人も多いでしょう。

 

土方、配送の運転手、清掃員、工場、介護職…

どれも立派な仕事です。

どれかひとつでも欠けてしまうと、社会は回っていきませんからね。

 

別に無理して大手の企業で働く必要なんてないと思います。

要は、自分が働いていストレスをいかに最小限に抑えられるか、という部分だと思います。

 

例えば、

  • 清掃員でも定時に退社できて週休2日あれば、プライベートが充実できる
  • 運転手は大変だけど、高収入狙える
  • 介護職はハードだけど、患者さんから直接感謝されてやりがいある

などなど

自分が働くうえで価値観をどこに置くのか?という事がメンタルの安定、幸せにつながっていくのではないのかな、と思います。

 

仕事はお金だけがすべてではありません。

特にADHDは、一般的な業務が出来なかったり、職場の同僚と人間関係がうまく作れなかったりと苦労する事が多いと思います。

 

そう考えると、お金よりも、自分の価値観に素直に従って、”自分が”働きやすい環境を求めたほうが幸せにつながるのではないでしょうか。

 

繰り返しですが、どんな仕事も立派な仕事です。

働いているだけでも十分過ぎます。

世の中には、働きたくても働けない人がたくさんいますからね。

メモ

大企業の数って、企業全体の0.3%ぐらいしかないんですよね(99.7%が中小企業)…

大企業の就職を目指すのがアホらしく思えてくる数字です。

 

テレビドラマみたいな生活に憧れることなんてないんです。

現実の幸せは、もっと身近なもので体感できるものです。

 

給料が低いという問題

自分が働きやすい環境で働くというのはわかるけど、お金の問題もある。ということであれば、働き方、お金を稼ぐという事は会社だけではありません。

  • 自分の好きなことして副業
  • 在宅ワーク
  • たまにNPOに参加
  • 興味のある分野でバイト

 

高学歴という足かせがない分、

  • 授業料や奨学金などの借金がない
  • 高学歴=仕事できる、というプレッシャーがない
  • 自分の好きな分野だけを勉強

自由に活動できるわけです。

ポイント

大変、きつい、というように思えそうですが、高学歴の人たちだって苦労して勉強してよい大学に入って、厳しい就職試験を勝ち抜いて…就職してからも、周りに負けないように勉強してしているわけで。

そう考えたら、苦労するという点では、みな同じなのかなと思います。

 

学歴に合わせた給料と幸せがある

今の時代、学歴を重視するというのは、時代遅れなのかもしれません。

それでも、学歴=勉強というのは、重要な事です。

世間の信用というのもありますが、自分の自信へともつながるからです。

 

しかし、それでも、学歴が無くても十分に生きていける時代です。

「学歴がないから~」と考えるのは、時代錯誤だといえるでしょう。

多少のコンプレックスとかは感じてしまうかもしれませんが、大事なのは、自分が幸せな働き方か?と考える事だと思います。

 

私は、30歳過ぎていますが、30歳を過ぎてからは「大学はどこですか?」なんて聞かれる事はなくなりました。

それだけ、他人はあなたの学歴なんて気にしないものです。

 

学歴は、信用の担保にはなる。

けれども、自分の幸せは自分で作っていくしかないので、学歴がある人も無い人も、同じ土俵のうえで常に戦っているという事を覚えて欲しいです。

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