『タバコを吸っていたけど、発達障害の疑いがある、もしくは発達障害だ。タバコをやめたら少しは症状が改善するかな?吸い続けたら症状が悪くなるだろうか?』
ARATAです。(1arata0424)
一日20本の喫煙10年。発達障害と診断される前に、禁煙をしました。結果は喫煙時と禁煙時とでは発達障害の特徴に対して違いはありませんでした。
ずっとタバコを吸っていたけど、発達障害と分かったり、自分に疑いがあったらタバコをやめたほうがいいのかな?って迷いますよね。
私自身も同じ経験があるので、経験をシェアしたいと思います。
吸っても吸わなくても発達障害の特性には関係ない
結論からいうと、禁煙をしたからといって発達障害で困っているような症状が改善されるわけではありません。
主に困っていることってなんですか?
- 忘れっぽい
- 多動性
- 妄想が多い
- 人の話が理解できない
- コミュニケーション能力
とかここらへんだと思いますが、タバコをやめたぐらいで『すごい改善した』という効果はありません。
もちろん、タバコを辞めることで、記憶力などが改善されることがありますが、あくまで”多少は”といったレベルです。
なので、禁煙したら発達障害が改善する、治るという期待はあまりしないほうがいいかもしれません。
それでも禁煙したことでメリットや、大人の発達障害に対して別の視点からも辞めてよかったと思えることがあったので紹介していきます。
私が禁煙前に思っていたこと
私自身、タバコを吸っていた時は『自分はタバコを吸っているからダメなのでは?禁煙したら発達障害の特徴も改善するのでは?』と期待していましたが、絶大な効果が現れることはありませんでした。
健康の為に禁煙するという決意の方が自分のためになる
発達障害は依存性が高い障害と言われています。
- お酒
- ギャンブル
- タバコ
これらは特性からはまりやすいとされていますよね。
なのでタバコも発達障害の特性から抜け出せないという理由があるのかもしれません。
そんな特性がありながらも私は禁煙に成功しました。
理由は、体の不調が続いたからです。
禁煙外来とか、特別な療法を行っているわけではありませんでしたが、『自分の事を第一に考える』という事をしたら自然と辞めることができました。
発達障害での困りごとを改善する事はできませんでしたが、自分の健康面は向上しました。
結果として
- 運動したくなる⇒運動する
- 食欲の向上⇒一日2食⇒一日3食
- 咳をしなくなった⇒夜眠れるようになった
よって、体の面でも運動したい欲求などが沸いてきたので運動する⇒健康に良いという循環もうまれました。
次に具体的に効果を紹介していきます。
効果その1:運動したくなる
効果としてストレスへの耐性が強くなりました。
別にがっつりスポーツジムに行ったとか難しい事をしたわけではありません。
・一日30回の腕立て
・30分のウォーキング
とかホントに軽い運動です。
私が飽きっぽい&自分に甘い性格ので、軽くやった方が長続きすると判断したからです。
目標をだいぶ低く設定したおかげで今も長続きしています。
運動すればもちろん体にはプラスにしか働きません。
筋トレするとストレスに強くなるというのは最近では有名な話ですもんね。
効果その2:食欲の向上
元々、食が細かったもはあったのですが、それが改善されました。
1日2食(昼、夜)⇒1日3食(朝、昼、夜)
空腹だとネガティブな事ばかり考えてしまいますよね。
常に思考しているので良かったことや悪かったこと…空腹だとどうしてもマイナスな事を考えがちになりますが、定期的な食事を摂取する事で極度の空腹を防ぐことができます。
プチ情報
独身の人などは食事バランスとかあまり考えないと思いますので、面倒なときはサプリで補うのもあり。アメリカ人がサプリをぼりぼり食べているのは、自分の体調管理のためですからね。それと同じです。(アメリカ人がサプリを食べて健康を維持しているのは医療保険制度がなく病院を受診したら、全額本人負担になるからという理由からみたいです。)
効果その3:寝る前の咳なくなり眠れるようになる
夜や寝る前になるとどうしても咳が止まらず、寝る前になっても咳で眠れないという症状がなくなりました。
些細な事ですが、咳に悩まされた事があるひとならわかるはずです。
咳って厄介なんですよね…
夜以外にも昼も必要以上にでて仕事中に集中できなかったり、周りにも迷惑かけてしまいますからね。
特に集中力を途切れさせるというのは、ADHDにとっては最大の適です。
集中力を途切れさせる存在を一つでも消すことができれば、集中力を引き延ばす可能性にも繋がりますからね。
健康を考えるならやめたほうがいいだけ
タバコを吸うのと吸わないのでは断然吸わない方がいいです。健康にもいいですからね!
ただ、今回の記事に限っては発達障害の特徴で困っている事が直接的に改善されるのか?という事をメインにしています。
- 忘れっぽい
- 多動性
- 妄想が多い
- 人の話が理解できない
- コミュニケーション能力
これらに関しては、直接的には全く効果はありませんでした。
ただ、発達障害に対しては効果は感じられませんでしたが、自分の健康面ではばっちり効果があり、結果として間接的に発達障害にも効果があったと感じました。
『最近、体調が悪いかも』という人はさっそく禁煙してみるのもいいと思いますよ。
まとめ:結局、タバコは良くないよという話です
当たり前の結果ですが、タバコは全てにおいてよくありません。
大人の発達障害には直接的に関係ありませんでしたが、健康面で向上することで間接的には発達障害に効果があったと思います。
なので、少しでも禁煙しようか迷っているのなら、今からでも遅くはないのでやめるべきでしょう。
すぐには難しいと思うので、2、3回は失敗すると思うので何度もチャレンジすることになると思いますが、「自分のため」と思えば、だいぶ前向きに取り組んでいけますよ!