「今日も会社に行かなきゃいけないのかな…仕事に行きたくない!!ミスして怒られるのも嫌だし、あの人と顔を合わせるのも嫌だな~」
毎日のように仕事を休んでしまいたいって思うときってあります。
当然、仕事が上手く行っていないときです。
行きたくないという気持ちは痛いほどわかりますが、生活がかかっている以上、休み過ぎて仕事をクビOR収入ナシにはなりたくないですもんね。
では、仕事に行きたくないな…と思った時はどうすればいいんでしょうか?
同じ職場で10年以上働き続けることができている私が、どのようにして、「仕事に行きたくない」と思った時に仕事に行くことができたのか?という事を、多少は参考になるかもしれないので情報をシェアしていきたいと思います。
本記事でわかる事
- 仕事に行きたくない理由
- 仕事に行きたくないときに試す事
- 仕事に行かなくてもいい理由
発達障害さんはどんな時に仕事に行きたくないと思うか
- ミスばかりで怒られる
- 人間関係が上手く行ってない(嫌いな人がいる)
なんといっても、この二つの理由につきるでしょう。
大人の発達障害特有の困った特徴で、仕事上でもミスばかりや、人間関係でも困っている人というのは多いと思います。
こういった状況の積み重ねで「仕事に行きたくない」って思っちゃうんですよね。
例えば
- 仕事でミス連発→怒られた上司や同僚と顔を合わせずらい。
- 〃 →周りに迷惑をかけているので申し訳ない。
- なにげない会話の中で相手を怒らす→自分には怒らせた理由が分からないのでどうしたらいいかわからない。
- とにかく怒られるのが辛い
中には、もう会社自体がどうでもよくなっちゃって、仕事なんてどうでもいいー行きたくねーって自暴自棄になっちゃう人もいるかもしれません(←過去の私ですが…)
仕事に行きたくないときに試す事
理由はどうであれ、仕事には行かなければ…
どうしても休めないときは、どすればいいのでしょうか?
これをすれば、仕事に行けるようになる!!という魔法のような事はできませんが、試すことで多少は「行きたくない」という気持をほぐすことができるかもしれません。
試すこと①:定時で帰ると決める
「仕事行きたくないて」って思った日は、思い切って定時に帰る事を目標に出勤してみてください。
「今日、この日は何があっても絶対に定時で帰る!!」
「周りにどう思われようが関係ない!!」
ぐらいの強い意志を持って行動をするのです。
定時で帰れれば何ができますか?
- 寄り道して本屋や図書館に寄れる
- 平日だけど映画も余裕で観れちゃう
- 友達と食事、もしくは飲みに行く
想像してみてください…
平日だっていうのに、楽しみが増えてワクワクしてきませんか?
仕事終わってこれぐらい楽しみがあれば、今日ぐらい頑張って仕事行こう、そして定時で帰って楽しんじゃおうって気持ちになりますよね。
いつもは、付き合い残業やサービス残業、仕事の効率が悪くて業務が終わらない、というケースもあると思いますが、よっぽど明日まで終わらせなきゃいけない仕事以外は、先延ばししたっていいじゃないですか。
適度にADHDの困った特性も利用していきましょう。
とはいえ…
実際問題、かんたんに定時で変えれるほど仕事って甘くはないですよね。
であれば、「今日ちょっと体調悪くて」とかウソでもいいので定時退社してもいいと思います。嘘はバレバレかもしれませんが、体調悪い人に強くあたれる人なんていませんよね。
注意
もし、体調悪いと言ってるのに突っ込んでくるような会社であれば辞めるという選択肢もアリだと思います。従業員であるあなたの体は、会社にとって大事な存在。その大事な存在を大事に扱えないようであれば、会社に尽くす必要なんてありません。
試すこと②:しゃべらないキャラをつくる
会社という組織にいると、どうしてもコミュニケーションが必要です。また、業務上、誰かと話すのは必要不可欠ですよね。
でも、その必要不可欠なコミュニケーションを最低限にとどめてみませんか?
ホントに、ホントに仕事のうえで必要な業務以外は極力、話をしない、しゃべらない。
これだけで、だいぶストレスがたまるのを抑えられます。
仕事の話をするのって本当に神経すり減らしますからね。
もし、この作戦がうまくいけば、今後も、会社でのあなたのキャラを確立できるかもしれませんよ。
- あまりしゃべらない奴→しゃべりかけても面白くないから話かけない
- 〃 →愛想もないし、何考えてるか分からないから話すの控えよう
- 〃 →飲みに誘っても面白くないだろうな
まあ、だいぶマイナスなイメージがついてしまうと思います。後は、あなたがしゃべらないキャラでもいいのか?という自己判断にはなってきます。
実際、いくつかの効果を実感しています。
- 飲み会に誘われない
- 雑務をお願いされなくなった
- 業務の必要最低限の会話しかしない
これがいいのか?と言われれば少し寂しい気もしますが、周りに気を使って神経すり減らすよりは、自分の特性に合っているなと感じているので結果オーライとしています。
試すこと③:業務の変更を相談してみる
もし、行きたくない原因がミスや人間関係だけでなく、
「業務が多すぎて回らない、終わらない」
「自分には責任が重すぎる業務をやっている」
と感じている人もいるかもしれません。
もし、そうなら上司に相談するという選択肢も。
できないものはできないし、自分に出来ることはできます。
人によって処理能力やキャパは異なってきます。
認めるのはプライドがゆるさないかもしれませんが、「結局できませんでした…」となって周りに迷惑をかけるよりはいいと思います。
自分一人では、突っ走って考えている部分もあるかもしれません。
誰かに相談して、他者の意見を聞くことで冷静になれることだってあります。
とはいえ…
相談できる上司なのか?という問題もあります…
そもそも、
- 上司に嫌われている
- 嫌がらせを受けている
という事であれば、相談する先は、別の場所になるかもしれません。
例えば、厚生労働省の「こころの耳」などが中立的な立場なので、安心感はあります。
ストレスをためすぎて倒れる前に考えること
例え、「行きたくない」と思っていたとしても、それでも何度か出社する。また辛いと感じ「行きたくない」と思う。
もし、この繰り返しの場合、今の仕事は長くは続かないと推測されます。
なぜなら、この先、何十年と同じ職場で働くつもりであれば、同じ状況がエンドレスで続くわけですからね。
急に、仕事ができるようになって自分に自信がついた!!なんて事は、確率としてはだいぶ低いです。
また、上司や会社の体系が変わって働きやすくなった、なんて事もあるかもしれませんが、確率としては低いほうでしょう。
であれば、同じ職場に残るよりも、もっと自分に適した仕事を探した方が今後の自分のためにもなると思います。
体を壊しては、誰も得をしませんからね。
行きたくなくて体が動かないなら行かなくてもいい
本記事で、いくつか仕事に行きたくないときに試すことを紹介しましたが、あくまで一時しのぎ的な方法でしかありません。
なので、仕事に行きたくないという事に対する、根本的な解決にはなっていないかもしれません。
もし、本気で仕事に行きたくないと切実に考えているのであれば、行かなくてもいいと思います。
繰り返しになりますが、今、ムリして出勤しても、また同じような状況は出てきます。
同じ事の繰り返しです。
今後、何十年も同じ辛い思いをするのならば、もっと自分に合った仕事を探していった方がメンタル的にも絶対にいいでしょう。
冒頭でも述べたようにお金は大事です。けれど、それ以上に自分の体の方がもっと大事です。
健康な体があってはじめて働ける、そして、お金を稼ぐことができます。
お金が全てではありません。お金は手段であり目的ではありません。
今の自分にとって、なにが一番大切なのか?という事を十分に考える事の方が重要なのではないでしょうか。
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